キング・コング
愛なのよー。愛。
コングが最初に朝焼けをアン(ナオミ・ワッツ)に見せるシーンも美しくて泣けたけど、最後にエンパイアステートビルに登ってまたまた二人で朝焼けを見るシーンは更に美しくて、コングの気持ちがよーくわかって大号泣。
なのに、今日は朝からばたばたしてハンカチもティシュも忘れてしまい、手で涙をぬぐって見ました。
ほっぺと目のまわりがカピカピ・・・。
アンが、脳しんとう起こすってば!ってほどコングにぶんぶん振り回されたりとか、恐竜や巨大昆虫から逃げるシーンのありえなさとか、ツッコミどころは数あれど、そこはファンタジー。ユルシテあげちゃうよ。
ナオミ・ワッツの絶叫っぷりもキレイだし、エイドリアン・ブロディのインテリなのにたくましいとこもカッコイイし、みんなを翻弄するジャック・ブラックもどこか憎めない、と主役キャラ3人がそれぞれに魅力的なんだけど、やっぱり何と言ってもコングの演技がスバラシイ!
そのコングはロード・オブ・ザ・リングでゴラムを演じたアンディー・サーキスがまたしてもモーション・キャプチャー(元になる演技)をしたそう。
ピーター・ジャクソン監督のコングへの愛があふれていて、見終わってなんだかやさしい気持ちになれました。
やっぱ愛なのよー。