SAYURI
例によってレイトショーでブルーレイ・DVD・デジタル配信|ディズニー公式を見てきました。
9歳の時に置屋に売られた少女・千代(チャン・ツィイー)が、会長(渡辺謙)と呼ばれる男に出会い、彼を想って芸者「さゆり」として成長していく、オトメゴコロまっしぐらな映画。
ゲイシャを外国の女優が演じ、英語と日本語が入り混じる、なんだかフシギな世界。
でも「花街」という、夢の世界の話。
日本映画じゃなくてハリウッドのファンタジーと思えば別にソレもアリじゃない?とワタシは違和感なく見られました。
チャン・ツィイー、コン・リー、ミシェル・ヨーのアジアン・ビューティーたちは本当にキレイで妖艶。
でもでも、負けちゃいないぜジャパニーズ・ビューティー、桃井かおり!!
渡辺謙が「がんばって英語のセリフ話して演技してマース」というのと違って、英語でさえも桃井節。
最後まで存在感バッチリでカッコヨカッタです。
そして工藤夕貴もがんばってるけれど、チャン・ツィイーの子供時代を演じてた大後寿々花ちゃんが、すっごくイイです。
なんたって前半はカノジョが主役だし。
もちろん謙さんもステキだし役所広司もヨカッタけど、とにかくコレはSAYURIをはじめ、女たちが主役の映画なのでした。
日本であって日本でない豪華で夢のような映像もステキ。
さすが、ハリウッド。