Vフォー・ヴェンデッタ


Vフォー・ヴェンデッタ


独裁国家となった未来のイギリス。
腐敗に満ちた社会に自由と正義を取り戻す「V」の計画に、自分自身についての真実を知ったイヴィー(ナタリー・ポートマン)も革命に立ち上がる。


予備知識なしで見に行ったので、「V」の素性やイヴィーの生い立ち、政府の腐敗の謎などがどんどん明らかになっていくストーリーと、「V」の韻を踏んだセリフ回しにグイグイ引き込まれました。
とにかく「V」がカッコイイんだよね。


そしてマトリックスウォシャウスキー兄弟が製作・脚本を手がけたということで、音楽の使い方とか、アクションがカッコイイ。
「V」の強靱さにはちょっとビックリしたけど、コミックが原作となればそれもナットク。


反逆精神と隣り合わせの、政府の生体実験によってモンスターにさせられてしまった「V」の復讐(ヴェンデッタ)心、この2面性を仮面というものでうまく表現してると思いました。
仮面は笑ってるけど、実は残虐でそして切ない。


最後までこの仮面の下の顔は明かされなかったけれど、演じていたのはマトリックスエージェント・スミスロード・オブ・ザ・リングではエルフの王、エルロンドを演じたヒューゴ・ヴィーイングだそう。
体型ががっちりしてるし、話し方も「V」独特の話し方で全然気づかなかった!!
仮面をつけていて表情は分からないのに、感情が読みとれました。
スゴイ演技力!!

ナタリー・ポートマンも髪の毛を刈り上げて白熱の演技でした。
坊主でもキレイな人はキレイだよね。