ダ・ヴィンチ・コード


http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/


1年半も待ちに待ったので、初日に見てきました。


これは原作読んでない人にはムズカシイんじゃないかなぁ〜というのが、まず見終わっての感想。
キリスト教やそれにまつわる歴史をよく知らないと、次々とでてくる言葉の意味をすぐに理解できなかったり、原作の内容を2時間弱の映画で見せるのにはムリがあるかもしれません。


このストーリーは犯人探しではなく、あるヒミツの謎を解くというもの。


ダイイングメッセージをたよりにアナグラムを解いたりとか、ダ・ヴィンチの絵にまつわるいろいろな謎めいた話だとかは残念ながらその短い時間の中では省かれてしまっているので、原作を読んだ人には物足りなさが残るかもしれないけれど、それでも謎解きのワクワクドキドキ感は十分に楽しめました。


想像しながら読んでいた世界が映像となって広がっているのもオモシロカッタです。
カンヌでも賛否両論らしいけれど、映画でしかできない表現っていうのもあるし、映像はロン・ハワードらしくてキレイで、ワタシは映画になってヨカッタなあと思いました。



思ったよりも案外オドレイ・トトゥがヨカッタです。
ポール・ベターニはこういう個性的な役がいつもイイですね〜。
透き通るような肌の白さ、瞳の色、髪の色、全体的に色がないカンジが不気味さをよりかもしだしていて。


キャストはみんなそれなりに合っていた気がします。
どうかな?と思っていたトム・ハンクスでさえも。


もう一回原作を読み返してみようかな。